🦉わかると楽しい「キャッシュフロー計算書(間接法)」🦨🌬

第二の人生をスタートした頃、
非常にお金に苦労した経験から
資産運用に興味を持った
福来朗さんですが
中小企業診断士の資格に
出会っていなければ資産運用は
ただの浪費でした。

中小企業診断士の1次試験科目
「財務会計」のおかげで自分の
頭で考えて運用を行うことができ
Youtubeやネットで株式投資について
学ぶ時も話についていける
ようになりました。

最初はとっつきにくい分野なのですが
理解できるとパターンが掴めてきて
こういうことに必要な値なのかといった
発見がある度にテンションが上がります。
(日々勉強中です!)

本日は、中小企業診断士の
1次試験科目「財務会計」、
2次試験事例Ⅳでも出題される
「キャッシュフロー計算書
(間接法)」について福来朗さんが
理解するのに時間がかかったり
問題を解いていて間違えた、
わからなかった点を
ピックアップしつつ攻略法を
シェアさせてもらいます。

株式投資初心者の方にも役に立つ
情報ですので損のない情報となっています。

それでは本日のお品書きは
以下となっております。

キャッシュフロー
計算書とは?

キャッシュフロー説明書は平たくいうと
その企業の手元に今現在いくらお金(現金)が
あるかを表している表となります。
損益計算書だけだと売上や費用は
わかるのですがどういったお金(現金)の
流れがあったから現在その会社の
手元にいくらお金があるのかが分かります。

キャッシュフロー計算書は
今回説明する「間接法」の他に
「直接法」という作成方法もあるのですが
作成が手間であることから一般的に
「間接法」が用いられます。

株式投資の始め方について紹介している
youtube動画などでも時折登場する
IRBANK(投資先候補企業の業績を
チェックできるサイト)でも
掲載されているキャッシュフローも
今回紹介するキャッシュフロー計算書に
沿って算出されているので
この投稿をご覧になることでより
興味が深まるかもしれません。

※以下の動画もわかりやすいため
より理解が深まるかもしれません。

キャッシュフロー
(以下CF)計算書の種類

営業活動によるCF:
企業の本業によって獲得した
収益(お金)の流れを明確にしています。

投資活動によるCF:
将来の新規事業や事業拡大に向けて設備投資や
企業買収を行った場合のお金の流れを明確にしています。
投資している(お金を使う)訳なので
通常はマイナスになります。

財務活動によるCF:
銀行などからの資金の借入や返済、株式発行によって
お金が増えたか減ったかを表しています。

フリーキャッシュフロー:
営業活動によるキャッシュフローと
投資活動によるキャッシュフローを
合計した値を指します。
この値がマイナスだとマイナスを
補うために財務活動による
キャッシュフローで補う必要が出てしまい
企業の存続、成長という観点から
望ましい状況とは言えません。

各キャッシュフロー計算書の項目

営業活動によるCF

以下を丸暗記しておくと
試験の際も安心です。
たった15項目です。大半が
対の組合せ(利益と費用、
受取りと支払い)なので
実質覚えるための労力は
少ないです。ブツブツ声に
出しながら手書きで10回くらい
書いていると気付いたら
そこそこ覚えてます。

—————————————–
税引前当期純利益
減価償却費
貸倒引当金増減額
営業外収益(受取利息ともいいます)
営業外費用(支払利息ともいいます)
特別利益
特別費用
売上債権の増減額
棚卸資産の増減額
仕入債務の増減額
小計
利息の受取額(※)
利息の支払額(※)
法人税等の支払額
営業活動によるCFの合計

※利息は投資活動によるCFの項目として
記載することも可能
—————————————–

投資活動によるCF

対の組合せ(購入と売却)なので
覚える労力は少なめ。

—————————————–
投資有価証券の購入による支出
投資有価証券の売却による収入
固定資産(※)の購入による支出
固定資産の売却による収入
投資活動によるCF

※固定資産は「その他固定資産」であったり、
「土地・建物」である場合もあります。
—————————————–

財務活動によるCF

こちらも対の組合せ
(短期と長期、借入と返済)が
多いので覚える労力は少なめ。

—————————————–
短期借入金の借入による収入
短期借入金の返済による支出
長期借入金の借入による収入
長期借入金の返済による支出
配当金の支払い額
財務活動によるCF合計
—————————————–

フリーCF

キャッシュフロー計算表はなく
以下計算式で求めます。

営業活動によるCF ー 投資活動によるCF

中小企業診断士試験での
出題パターン例と
問題の解き方

1次試験

穴埋め。4択問題なので項目と
項目の値のルールを
暗記していればサービス問題です。

税引前当期純利益:25,000
減価償却費:8,000
貸倒引当金増減額:(A)
営業外収益:−4,300
営業外費用:7,200
特別利益:(B)
売上債権の増減額:−10,000
棚卸資産の増減額:6,000
仕入債務の増減額:−17,000
小計:()
利息の支払額:4,700
法人税等の支払額:−9,000
営業活動によるCFの合計:3,000

ア A:−600 B:−2,000
イ A:−600 B: 2,000
ウ A: 600 B:−2,000
エ A: 600 B: 2,000

原則、CF計算書は手元の現金が
増えたのか減ったのかで考えれば
良いので貸倒引当金増減額:(A)は
会社の外にお金が出ていく訳ではない
=手元にあるのでマイナスにはなりません。
ということで選択肢はウかエです。

特別利益:(B)はちょっと変化球です。
利益だから手元に現金入ってきたから
プラスで エ じゃん!ってなりそうですが
営業活動によるCFの計算書では

「小計:」項目より上にある
損益はそれぞれ符号を逆にして記載します。

よって 正解は ウ です。

符号のルールさえ覚えておけば
1次試験の問題では得点できます。

2次試験

2次試験では貸借対照表と損益計算書の
値を基にキャッシュフロー計算書を
作成させる問題が出題されることが
ありますが、項目を丸暗記&値の
符号ルールを覚えておけば、
値を書き写す方法でそこそこ点が取れます。

より理解するためのポイント

以下は福来朗さんが
キャッシュフロー計算書(間接法)を
学習していてためになった
部分です。これから中小企業診断士の
勉強を始める方にとって
多少は参考になるのではと
思い、シェアさせていただきます。
もちろん、キャッシュフロー計算書の
仕組みに興味を持っている方に
とっても役立つ情報となっています。
あくまでも日々勉強中であり中小企業
診断士試験対策がメインなので完全に
キャッシュフロー計算書を網羅している
訳ではないのでその点はご理解ください。

・営業活動によるCF、投資活動によるCF、
財務活動によるCFの合計額と
貸借対照表の借方(左側)の
「現金および現金同等物の当期と
前期の差額」はイコールになる

・各CFで使う項目は決まってる。
(少ないので暗記してしまえば怖くない)

・キャッシュフロー計算書を作成させる問題は
問題の貸借対照表と損益計算書から値を
引っ張ってくれば大多数の項目と値は埋まる。
(製造原価報告書などがあればそこから
減価償却費を引っ張ってきて
合算するなどの場合もある)

・営業活動CFの特定の項目(運転資本増減額、
小計よりも下の項目)、投資活動CF、
財務活動CFは当期-前期の差額(増減)を記入する。
※問題によっては「x1年度からの増減見込」
といった形で丁寧に差額が
記載されている場合もある

・キャッシュフロー計算書を作成させる問題で
貸借対照表と損益計算書上で
CF計算書作成に必要な項目がないまたは
値が0の場合はCF計算書に記載は不要

・営業活動CFの「法人税等による支払額」では
貸借対照表に「未払い法人税」項目が
あれば合算する

・貸借対照表の有形固定資産の
増減額と減価償却費が
イコールにならない場合は有形固定資産の
購入or売却が考えられる。
(減価償却費は土地以外の有形の設備などは
毎年老朽していくものとみなし
毎年価値を減額していく値)

・投資活動によるCF項目において
「土地・建物の売却による収入」の
記載が必要な場合の計算は
貸借対照表の「土地・建物」の簿価(※) +
「土地・建物の売却益」or
ー「土地建物の売却損」

※「土地・建物」の簿価は次の
①ー② で求めることができる

①B/Sの当期の土地・建物の額
ー前期の土地・建物の額

②B/Sの前期の減価償却累計額
ー当期の減価償却費累計額 + P/Lの減価償却費

・財務活動によるCFで短期と長期の借入金間で
振替が発生した場合は前期の短期および長期
それぞれの借入金額に振替分を反映させてから
当期の借入金額との増減分を計算する

後半、福来朗さんの学習の備忘録のように
なってしまいましたが今後も
シェアさせていただければと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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