忙しい人のための3行まとめ
- KOF15(KOFXV)で選んだ3キャラ(キム・シルヴィ・クローネン)を、KOF15初心者の目線で実際に操作してみた感想
- キムは地上戦、シルヴィは遠距離、クローネンは多段技でどんどん触る、と三者三様の魅力があった
- 連続技が出せても対人戦で勝てるとは限らない。次はトレーニングモードから練習スタート
大会に出るために、実際にキャラを触ってみる
以前の記事「KOF15のキャラ選びで、古参ファンが本気で悩んだ話」でも書いたように、今回はKOF15(THE KING OF FIGHTERS XV)でe-sportsの大会に参加することになりました。
大会に向けてメンバーが決まったので、今回は実際にそのキャラクターたちを操作してみます。
KOFシリーズは昔から触っていたので、操作マニュアルを確認してみても、基本的なシステムは当時から大きく変わっていない印象です。むしろ、昔と比べるとシンプルになっている部分もあり、思っていたより入りやすいです。
そして個人的に、必殺技から超必殺技へつなげられる連続技が気持ちいい。これにかなりハマりました。
KOF15は発売から数年経っていますが、現在もバランス調整が行われています。実際、2026年7月2日には全61キャラクターを対象としたゲームバランス調整が実施されています。
「大会に出るなら、このキャラじゃないと厳しいのでは?」とも少し考えましたが、今回はまず自分が触っていて楽しいキャラクターを選ぶことにしました。
YouTubeやWebで、プロ級の連続技をアップして詳しく解説されている方々には、もちろん遠く及びません。なので今回は攻略記事というより、「実際に触ってみたKOF15初心者目線の感想」として、それぞれのキャラクターについて書いてみます。

キム・カッファン|韓国好き+イケメン。もう選ぶ理由は十分
まずはキム・カッファン。これはもう、韓国好きだから。そして、イケメンだから。以上です(笑)
……というのは半分冗談ですが、実際に触ってみるとかなり扱いやすいです。キムはテコンドーを使うキャラクターで、SNK公式でも韓国出身・テコンドー使いとして設定されています。
三連撃から空中鳳凰脚までの流れが安心
奇襲をかけたり、相手の隙を狙ったりするときに、次のようにつなげやすいのが個人的には好印象です。
近距離しゃがみ弱キック → しゃがみ弱パンチ → キャンセル三連撃
さらに超必殺技ゲージがあれば、三連撃の3段目をキャンセルして空中鳳凰脚へ。これだけでそこそこダメージを取れるので、「とりあえずこれを覚えておけば戦えそう」という安心感があります。もちろん実戦ではそんなに簡単にはいかないのでしょうが(笑)

ダッシュからの連続技も気持ちいい
相手の大技の空振りや、先読みした対空技の空振りに対しては、次の流れも狙いやすそうです。
ダッシュ強パンチ or ダッシュ強キック → ネリチャギ → 強半月斬 or 鳳凰脚
「相手がスカった! → こっちのターン!」という瞬間に、そのまま連続技につなげられるのが楽しいです。さらに、しゃがみ強キックや遠距離弱パンチのリーチも長めに感じるので、対人戦では牽制としても使いやすそうです。
トラヨプチャギは……ちょっと難しい
一方で、特殊技の「トラヨプチャギ」。ヒットすればキャンセルから空中鳳凰脚につながるのですが、空中鳳凰脚への入力受付が短く感じます。……難しい。
そしてガードされたときの隙もかなり大きく感じました。実戦で使うなら、相手の意表を突くように、ギリギリ当たる距離からたまに出すくらいになりそうです。
一方、「ネリチャギ」は単発で出すと中段攻撃です。つまり、相手がしゃがみガードしていると食らってしまうので、ダウンを取ったあとの起き上がりなどで使えば、ガードを揺さぶれそうです。こちらの方が実戦で使う機会は多くなりそうです。
ただし、空中戦はちょっと不安
気になったのがジャンプ攻撃です。ジャンプ強パンチ、ジャンプ強キック、ジャンプふっとばし攻撃あたりは、発生が遅いのか、攻撃判定が弱いのか、相手の技に潰されやすい印象でした。
なので、「ジャンプして上からガンガン攻めるキャラ」というより、地上で牽制しながら相手の隙を見て一気に触りに行く方が、自分には合っていそうです。
シルヴィ・ポーラ・ポーラ|見た目がかわいい
次はシルヴィ・ポーラ・ポーラ。選んだ理由は……見た目がかわいかったから。以上です(笑)
ただ、実際に触ってみると、見た目だけでなく自分のプレイスタイルにもかなり合っていました。シルヴィは電磁気力を操るキャラクターで、SNK公式でも「電磁気力」を格闘スタイルとするキャラクターとして紹介されています。
遠距離から攻められるのが好き
「マグネろけット」が奇襲技としてかなり便利そうです。ガードされても大きな隙ができにくく、手痛い反撃を受けにくそうです。
さらに強版の「マグネろけット」がヒットして、必殺技ゲージがあれば、そのまま超必殺技につなげられます。お手軽連続技、ありがとうございます。
格闘ゲームでも、実際の格闘技でタッチゲーム感覚の痛くないスパーリングをするときでも、僕は接近戦でガンガン攻めるタイプではありません。どちらかというと、
遠くから様子を見る → 相手が動く → そこを狙う
という方が好きです。なので、飛び道具を持っているキャラクターはかなり好きです。
「カミナり〜く」は思っていたより普通だった
飛び道具の「カミナり〜く」も面白いです。ただ、発生が遅いので、
「この発動モーション……もしかして対空にも使えるのでは?」
「ダウンした相手への追い打ちにも使えるのでは?」
と期待していたのですが、そんな攻撃判定は微塵もありませんでした(笑)完全に僕の妄想でした。
とはいえ、十分に距離を取ってから「カミナり〜く」を出し、その後ダッシュで追いかけて遠距離強キックを重ねたり、「マグネろけット」でさらに追いかけたりする戦い方は、かなり自分に合っている気がします。
連続技からCLIMAXまでつながるのが楽しい
さらに、次の連続技も比較的覚えやすそうです。
しゃがみ弱キック → しゃがみ弱パンチ → ギロタン → マグネろけット
そこからゲージがあれば超必殺技。さらにゲージに余裕があれば、CLIMAX超必殺技「電磁ドーパミン」までつなげられます。これは気持ちいいです。
一発逆転の大ダメージを狙えるというだけで、「とりあえずゲージを貯めておこう」という気持ちになります。
そして個人的に一番好きなのが、「電磁ドーパミン」中のシルヴィです。普段のおちゃらけた感じから一転して真顔でセリフを言うので、このギャップはちょっとキュンとします。

ただ、シルヴィも対空には不安あり
シルヴィもジャンプ攻撃は判定が弱いように感じました。なので、
カミナり〜くで安全に距離を取る → 相手の動きを見る → ダッシュや大ジャンプで攻める
という形になるのかな、と思っています。
対空技も少し頼りない印象です。見た目としては特殊技の「ストレッチョン」や、しゃがみ強パンチが「お、これ対空技っぽいじゃん」という感じなのですが、相手の空中攻撃にいとも簡単に潰されます。
必殺技の「カイテンコイル」強が、いかにも対空技という感じではあるものの、垂直に出るうえ隙も大きいです。なので、「相手が絶対飛んでくる!」という確信があるときは強を使い、「ちょっと自信ないけど飛んできそう……」くらいなら弱で出しておく。そんな使い分けになるのかな? というのが、今のところの感想です。
クローネン|見た目は……合格ラインぎりぎり
最後はクローネン。選んだ理由は、見た目の魅力は合格ラインぎりぎり。……なのですが、遠距離強パンチが使いやすそうだったことと、特殊技を絡めた立ち回りが面白そうだったので選びました。
そして実際に触ってみると、これ、かなり好きかもしれない。
「いっぱい当たる」が、とにかく気持ちいい
通常技も特殊技「スパイラル・スマッシュ」も、多段で攻撃が当たるので、「めちゃくちゃダメージを与えている!」という錯覚に陥ります。
もちろん実際のダメージ量は別問題なのですが、たくさん当たる=気持ちいい。これは大事です(笑)

脳のリソースをあまり使わなくていいのが好き
特に遠距離強パンチです。キャンセルで必殺技にも超必殺技にもつなげられるので、
ガードされていれば「ブレイズ・スロアー」で削りつつゲージを貯める。
ヒットしていても、そのまま「ブレイズ・スロアー」につなげる。
ゲージがあれば超必殺技。
つまり、「今ヒットした? ガードされた? 次は何をするんだっけ?」と、その場で大量に判断しなくても、とりあえずブレイズ・スロアー。という選択肢を持てます。これが個人的にはかなりありがたいです。
格闘ゲームって、相手を見ながら「今の状況ならこの技で……」と瞬時に判断しなければいけないので、僕のような人間には脳のリソースが足りません。なので、ある程度「これを出しておけばOK」というルートがあるキャラクターは安心します。
スパイラル・スマッシュとエマージェンシー・スライド
特殊技の「スパイラル・スマッシュ」も、中距離でウロウロしながら奇襲に使えそうです。相手の技を潰せそうだし、ヒットしてもガードされても、とにかくたくさん攻撃が当たります。高揚感……。
さらに「エマージェンシー・スライド」は移動しながら下段を攻められるので、「スパイラル・スマッシュ」と使い分けながら攻撃します。ダウンを取ったら起き上がりに近距離強キック。近距離強キックは中段攻撃なので、相手がしゃがみガードしていれば当たります。
こうなると、技を出している僕自身が、今どの技をどのガードで防がれるのか置いていかれながら戦う。そんな戦法になりそうです。
超必殺技も使い道がありそう
超必殺技の「インファーナル・プロミネンス」は対空にも使えそうです。さらに「フュージョン・ブラスター」は、遠距離で相手の飛び道具を見てから出せば、カウンターを狙えるのではないかと踏んでいます。
……まあ、実戦でそんな冷静に見てから出せるのか?という問題はありますが(笑)今のところは、「理論上はいけそう」ということで。
3キャラ触ってみて、なんとなく方向性が見えてきた
ここまで触ってみて、それぞれのキャラクターで自分がやりたいことも少しずつ見えてきました。
| キャラ | 戦い方 | 気持ちいいところ | 不安なところ |
|---|---|---|---|
| キム・カッファン | 地上戦+相手の隙を見て接近 | 三連撃から空中鳳凰脚、ダッシュ連続技 | ジャンプ攻撃が潰されやすい、トラヨプチャギが難しい |
| シルヴィ・ポーラ・ポーラ | 遠距離からじわじわ | マグネろけットから超必殺技、CLIMAXまでつながる | 対空が頼りない |
| クローネン | とにかく触って攻撃をつなげる | 多段技で「たくさん当たる」、決まったルートで攻められる | 超必殺技を実戦で冷静に出せるか |
キムは、リーチの長い通常技や特殊技を使いながら、相手のミスを見逃さず連続技につなげたいです。シルヴィは、飛び道具を使って距離を保ちながら、相手が動いたところを狙います。個人的な性格には一番合っているかもしれません(笑)
クローネンは、多段技で気持ちよくなりながら、ある程度決まったルートで攻めます。そして何より、「たくさん当たる」ので楽しいです。
役者は揃った。ここからが本当の練習
ということで、大会に向けて使うキャラクターはひとまず決まりました。ここからは、次の流れで進めていきます。
トレーニングモードで連続技のコマンドを練習
↓
コンピューター戦で、取りこぼしなく連続技を出せるようにする
↓
オンラインで対人戦デビュー
↓
そして大会へ

……とはいえ、今の段階では、「連続技が出せる」=「対人戦で勝てる」ではないことくらいは分かっています(笑)
相手は当然、こちらの思い通りには動いてくれません。ジャンプしてくる。ガードする。反撃してくる。こっちが必死に覚えた連続技を、そもそも当てさせてくれない。ここからが本当の練習になりそうです。
KOF15を実際に触ってみて、「昔やっていた格闘ゲームを、今度は大会という目的を持って練習する」というのが思っていた以上に楽しいです。
まずはオンライン対戦でボコボコにされるところから始めたいと思います。そして、いつか大会の舞台へ。
役者は揃った。あとは、僕の腕が揃うかどうか。
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