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忙しい人のための3行まとめ
- トビリシで泊まった「Hotel Astoria Tbilisi」は、安くて綺麗で、豪華な朝食ビュッフェと室内プールまで楽しめる、宿泊客も少なめで静かに過ごせる、旅好きが本気でおすすめしたいホテル
- 朝食の盛り付けを写真に収めたくて、気づけばお皿を4回も往復するほどのクオリティだった
- ジョージアは日本人ならビザなしで渡航できるが、滞在期間をカバーする海外旅行保険への加入が条件になっている点と、楽天モバイルの海外ローミング無料2GBが対象国外で現地では電波・SMSとも圏外になる点には要注意
宿泊客が少なく、落ち着いた空気のホテル
ジョージアのトビリシに滞在する際、僕が実際に泊まったのが「Hotel Astoria Tbilisi(アストリア・トビリシ)」。一言でいえば、「安くて綺麗で、朝食も立地もリッチ、それでいておしゃれで豪華」という、旅好きとして本気でおすすめしたくなる宿でした。
まず良かったのが、宿泊客の少なさと客層の落ち着き。リーズナブルなホテルにありがちな、ロビーがいつもざわついている感じがなく、館内はどこを歩いても静か。一人旅や、しっかり疲れを取りたい滞在に向いているホテルだと感じました。ジョージアという国自体、夜道の人通りは少ないものの治安面での不安はあまり感じなかったのですが、このホテルの落ち着いた雰囲気が、その印象をさらに後押ししてくれた気がします。
僕は普段、フリーランスのITコンサルタントとして一人で黙々と作業をすることが多いので、人との関わりが少なく静かな環境のほうが気持ちが落ち着くタイプです。旅先でも、ホテルのロビーがにぎやかすぎると地味に疲れてしまうので、この「静けさ」は想像以上にありがたいポイントでした。観光から帰ってきて、誰にも気を遣わずソファでぼーっとできる時間があるだけで、旅の満足度はかなり変わるなと実感しています。
お皿を4回転させた、豪華すぎる朝食ビュッフェ
このホテルで正直一番感動したのが、朝食ビュッフェ。ハチャプリ、焼きたてのパン、クロワッサン、カッテージチーズやスルグニといったジョージアチーズまで、台の上にずらっと並んでいます。

チーズコーナーだけでも種類が豊富で、スライスされたものからキューブ状のもの、ハムやサラミまで、好きなだけ盛れるのが嬉しいポイント。

スクランブルエッグやソーセージ、野菜入りのライスといった温かい一品も用意されていて、パンや野菜だけで終わらない満足感があります。

カッテージチーズやサワークリームといった、ジョージアらしい発酵乳製品の充実っぷりも見逃せません。ヨーグルト感覚でパンに合わせて食べるのが気に入りました。

グリル野菜やピクルスも充実していて、ブロッコリーやにんじん、きゅうりのピクルスまでしっかり並んでいます。フルーツもリンゴやネクタリン、洋梨、ぶどうと盛りだくさん。これが宿泊費に含まれているなんて、正直信じられませんでした。


あまりの充実ぶりに、「これは写真に残しておきたい」と盛り付けを撮っていたら、気づけばお皿は山盛り。結果的にドカ食いして、翌日まで満腹感が続いていたほどです。もちろん、後悔はしていません。旅行中は朝食が軽めなホテルも多い中、このクオリティが無料で付いてくるのは、素直にお得だと感じました。
食パン数枚で食いつないでいた時期もあった身としては、「宿泊費に含まれる朝食がこんなに豪華でいいのか」と、ちょっと感動に近いものがありました。皿を4回も往復しておいて今さらですが、ブロガー気質で「とりあえず撮ってから食べる」が染みついているので、せっかくの出来立て料理が少し冷めてしまうのはいつもの悩みどころです。

トビリシの中心部で、室内プールまで使える贅沢
さらに嬉しいのが、館内に室内プールが備わっていること。「安く泊まれる宿」という枠を超えて、ちょっとしたリゾート気分も味わえるのが、このホテルの強みです。観光で歩き疲れた日の夕方に、ひと泳ぎしてから部屋に戻る、という贅沢な過ごし方ができるのは、都市部のホテルとしてはなかなか貴重だと思います。
立地もトビリシの中心部に近く、観光拠点としての使い勝手も良好。静かな環境、豪華な朝食、室内プールと、この価格帯でここまで揃っているホテルは、なかなか出会えません。
僕は旅行中もクライアントワークを完全に手放さず、1日数時間はPCを開く生活をしているので、観光→作業→プールで一息、という切り替えができる環境は正直ありがたかったです。ずっと働いているとオンオフが曖昧になりがちですが、泳いで一度リセットしてから残りの作業に戻る、という流れができると、旅先でも意外と仕事がはかどるんだなと発見でした。(本当はagodaでは「ジム付き」って書いてあって、筋トレ目的で予約したんですが、受付の人にジムなんてないけどプールはあるよって言われてやむなく利用でした笑 あと、朝食食べすぎた日のプール利用だったので泳いでてただただひたすら気持ち悪かった思い出が強いというのが本音です笑)
静かに過ごせて朝食も豪華な一軒
実際に泊まって良かった、トビリシのHotel Astoria Tbilisi。最新の空室状況・料金はAgodaから、設備の詳細は公式サイトからチェックできます。
世界遺産の大聖堂と城壁を歩く
ホテルの外に出てからも、ジョージアらしい出会いがいくつもありました。中でも忘れられないのが、世界遺産の大聖堂。分厚い鉄の扉をくぐって境内に入ろうとする観光客の列に続いて、重厚な石造りのゲートをくぐります。

青空の下にそびえる石造りの聖堂と城壁は、見ているだけで圧倒されます。

鐘楼と城壁を見上げながら境内を歩くだけでも、1000年以上前からそこにあり続けている空気感を肌で感じられます。三脚を立てて本格的に撮影をしている旅行者の姿もあり、写真好きにはたまらないスポットだと思います。

中に足を踏み入れると、天井から差し込む光の筋の中にフレスコ画が浮かび上がっていて、思わず見上げたまま立ち止まってしまいました。内部には装飾の施された石造りの天蓋のような構造物もあり、歴史の重みを感じます。


普段は仕事柄、パソコンの画面とにらめっこしている時間が長いので、1000年以上前の石造りの建物をただ見上げているだけの時間が、妙に贅沢に感じられました。効率とか生産性とか、そういう普段の思考回路から一旦完全に離れられる感覚は、こういう場所でしか味わえないものだと思います。
境内の外には金色の装飾が施された十字架のモニュメントもありました。

お腹を出してごろんのワンコと、お土産屋さんのセンス
大聖堂へ向かう道すがら、石畳の上でお腹を出してごろんと寝そべる地元の犬に遭遇。気持ちよさそうに伸びきった姿がかわいくて、思わず写真を撮ってしまいました。この直後に突然「ぶえっくしょ〜い!」と大きなくしゃみをして、こちらまでびっくりさせられる一幕も。ジョージアの街は、こうした動物たちとの距離が近いのも魅力のひとつだと思います。

世界遺産周辺のお土産屋さんの軒先には、地元の風景を描いた絵画やワインボトルがずらりと並んでいました。素朴な雰囲気が旅情をかき立てます。

そんなお土産屋さんの軒先では、「WINE FI ZONE」という看板を発見。ワインボトルのアイコンとWi-Fiマークを組み合わせたこのセンスに、ワインの国らしさを感じて、勝手にシンパシーを感じてしまいました。普段からリモートでネット環境がないと仕事にならない身としては、「Wi-Fi」という単語に無条件で反応してしまうクセがあるのですが、まさかお土産屋さんの看板でそのクセが発動するとは思いませんでした。こうした、観光地の説明だけでは拾いきれない小さな発見が多いのも、ジョージア旅行の面白さだと思います。

初めてのジョージア旅行で気になること、まとめて解決
「ビザは必要?」「言葉は通じる?」「現金は必要?」——ホテルの話に入る前に、実際に行ってみて感じた、ジョージア旅行で気になりがちなポイントもまとめておきます。これから旅程を組む人の参考になれば嬉しいです。
ビザについて
日本国籍であれば、ジョージアへは観光目的で入国日から最大1年間、ビザなしで滞在できます。条件は、入国時点でパスポートの残存有効期間が6か月以上あること、未使用の査証欄が1ページ以上あること、そして滞在費用を証明できること。特に見落としがちなのが、滞在期間をカバーする海外旅行保険への加入が条件に含まれている点です。クレジットカード付帯の保険を使う場合も、滞在日数すべてをカバーできているか、補償内容が十分かを出発前に必ず確認しておきましょう。保険未加入が理由で入国を認められないケースも起こり得るため、「とりあえずビザなしで行けるから」と準備を怠らないのがポイントです(最終的な入国の可否は現地の入国審査官の判断によるため、渡航前に外務省や大使館の最新情報も確認しておくと安心です)。さらに、日本発の飛行機に乗る段階ですでにチェックされます。出発空港のチェックインカウンターで保険加入を証明できる書類(紙またはPDF)の提示を求められ、これが用意できていないと搭乗できないと実際に言われました。入国時だけでなく出国時点でつまずく話なので、保険証券や加入証明は必ず印刷しておくか、スマホですぐ開けるPDFとして保存しておいてください。クレジットカード付帯保険の場合、カード会社によっては電話で申請したうえで書留郵送という形になり、手元に届くまで通常10営業日ほどかかることもあります(僕が使っているカード会社はこのパターンでした)。出発直前に慌てないよう、証明書の取得は早めに動いておくことを強くおすすめします。手続きの煩雑さがなく、思い立ってから計画しやすい国ですが、保険の準備だけは油断しないようにしてください。
通貨・支払いについて
現地通貨はジョージア・ラリ(GEL)。注意したいのが、現地では日本円を直接GELに両替できないという点です。日本国内や出国する空港で一度米ドルに両替し、そのドルをジョージア現地の両替所や空港でGELに換金する、という2段階が必要になります。とはいえ、実際に現金で買い物をする場面はほとんどなかったので、両替する金額は一人5,000円〜1万円分ほどで十分足りる印象でした。
もうひとつ、現地で地味につまずいたのが「ATMでGELを引き出せなかった」というトラブルです。デビットカード1枚、クレジットカード2枚(Amex・Mastercard)を試しましたが、いずれも引き出しができませんでした。デビットカードは暗証番号を入力ミスしたと判定されてその場で即カードが停止してしまったのですが、ブランドの異なるAmex・Mastercardの2枚でも結局現金は下ろせなかったので、入力ミスだけが原因ではなく、ATM自体や対応ブランドとの相性の問題だった可能性もあります。デビットカードが止まったことで配車アプリ「Bolt」の支払いもクレジットカードに紐づけ直す羽目になり、普段は使いすぎを防ぎやすいデビットカードで計画的に支払うはずだった分まで、すべてクレジットカード払いになってしまい、翌月末の請求がいくらになるのか若干もやもやしたまま旅を終えることに。この経験から、現地のATMに頼るのはリスクがあると感じたので、現金を使いたい方は現地で引き出そうとせず、出国前に日本や空港で必要な分を米ドルに換金しておくことを強くおすすめします。
市内の移動手段について
トビリシ市内の移動には、配車アプリ「Bolt」を使うのが主流です。言葉が通じなくてもアプリ上で行き先を入力して呼べるので、タクシーの料金交渉に自信がない人や、一人旅で心細い人にも心強い手段だと思います。
通信環境について(楽天モバイルユーザー向けの注意)
楽天モバイルには海外ローミングで毎月2GBまで無料で使えるサービスがありますが、現地で確認したところ、ジョージアはこの海外ローミングの対象国に含まれておらず、電波・SMSともに圏外になってしまいました。楽天モバイルを普段使っている人は「無料で使えるはず」と油断せず、現地SIMやeSIMなど、別の通信手段を事前に用意しておくことを強くおすすめします。
Wi-Fi・リモートワーク環境について
僕自身、旅行中も毎日数時間はリモートで仕事をしながら旅をするスタイルなのですが、このHotel Astoria Tbilisiは宿泊客が少なく館内が静かなこともあり、作業環境としても過ごしやすいホテルでした。朝食をしっかり食べたあと、チェックアウトまでの時間で仕事を片付けてから観光に出る、という過ごし方がしやすいのも、この宿の隠れた魅力だと感じています。
言葉の壁について
ジョージア語は独自の文字を使っていて、看板やメニューを見ても最初は戸惑いますが、ホテルのスタッフや観光地周辺のお店では英語が通じる場面が多く、身構えていたほどの苦労はありませんでした。読めない表記は翻訳アプリと指差しでなんとかなる場面がほとんどです。
こんな人におすすめ
Hotel Astoria Tbilisiは、
- 静かに、落ち着いた雰囲気でホテルステイを楽しみたい人
- 朝食にしっかりお金をかけたくないけれど、クオリティは妥協したくない人
- 観光の合間に、プールでひと息つきたい人
- 旅先でも仕事を進めながら、無理のないペースで観光を楽しみたい人
こんな人にぴったりの宿だと思います。治安面での過度な不安もなく、宿自体の居心地も良いので、ジョージア・トビリシへの旅を検討している人には、素直におすすめしたい一軒です。ビザや通貨、移動手段といった基本情報さえ押さえておけば、思っているよりずっとハードルの低い旅先だと思います。
